【終の住処とは】住まいについての考え方・専門家の選び方

長野県で老後の住まいについてお考えですか。この記事では、終の住処についての考え方、および住まいに関する専門家をご紹介。セカンドライフの住まいについての参考にしてください。

目次

1.長野県のシニア世代が考えるべき住まい

長野県で暮らすシニア世代が考えなければならない終活の一つに、「住まい」があります。人は誰しもが歳をとり、自分たちだけで生活するのは難しいタイミングがやってきます。

そんな時、今の居住地をベースにした際、まず考えるべき方向性は大きく2つあります。長野県を出るか、長野県内で暮らすか。まずは「長野県で暮らすか否か」の問題があります。

1-1.長野県以外で住まいを検討

写真は東京駅

長野県外の子供と一緒に暮らすことを考えた場合、今の住まいをどうするか、について考えなければなりません。手段は大きく3つあります。

①貸す
②売る

①については、不動産会社に依頼すれば、あまり手間をかけずに処理できます。しかし、後者の②売りたい場合は少し検討すべきことがあります。それは、中古住宅として売るのか、更地にして売るのか、の検討です。住宅の状況によっては、更地にした方が高く売れることもあります。不動産会社に不動産の査定を出してみて、仮に建物があることでマイナス査定になるようなら、更地にしてから売却を図った方がよいかもしれません。

では、更地にしてくれる業者はどこでしょう。

依頼できる業種は様々ですが、最終的には解体業者が建物を解体して更地にするので、解体業者への依頼が最もコストを下げられます。

しかし、解体業者の全てが一般住宅の解体を請け負うわけではありません。日本の解体業界TOP3は一般住宅などは請け負わず、高層ビルなどのみの解体を請け負います。

社名設立年資本金URL
株式会社大林組1936年577.52億円https://www.obayashi.co.jp/
大成建設株式会社1917年1227.42億円https://www.taisei.co.jp/
鹿島建設株式会社1930年814億円https://www.kajima.co.jp/

一方、長野県の地元の企業・株式会社ディプラスでは、一般家庭の解体も請け負っています。解体工事業、産業廃棄物運搬業許可の資格も取得しており、安心できると評判です。

思い出はそのままに、景色を変える。

それが、株式会社ディプラスの解体コンセプト。経営理念は「志高腰低、三方よし」。志は高く、腰は低く。売り手よし、買い手よし、世間よし。代表の人柄もあってか、シニア世代が「相談しやすい」と評価する解体業者です。

参考サイト:株式会社ディプラス【公式】WEBサイト

1-2.長野県内で住まいを検討

写真は国宝・松本城

今まで通り長野県内で暮らす場合、どこを終の住処とするか、について考える必要があります。その場合、大きく3つの方向性があります。

①リフォームする
②施設に入所する
③二世帯住宅を建てる

1-2-1.リフォームする

子供が独立し、今の間取りではスペースがもったいない。
経年劣化も認められるので、綺麗にしたい。

そんな時はリフォームがお勧めです。お風呂やキッチンだけなど、限られた場所だけをリフォームしても暮らしは随分変わります。地元の工務店などに相談してみるといいでしょう。

1-2-2.施設に入所する

ある程度の自立した生活が可能な元気なシニアにお勧めなお薦めなのは、「シニア向け分譲マンション」「シニア向け賃貸住宅」「サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住)」「有料老人ホーム」という4つの選択肢です。

それぞれの判断基準は、自由度と介護介入度のバランスです。

自由度は、
シニア向け分譲マンション > シニア向け賃貸住宅 > サービス付き高齢者向け住宅 > 有料老人ホーム

介護介入度は、
シニア向け分譲マンション、シニア向け賃貸住宅 < サービス付き高齢者向け住宅 < 有料老人ホーム

シニア向け分譲マンションとシニア向け住宅の大きな違いは、自分の資産になるかどうか。サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いは、介護介入度の違いです。

1-2-3.二世帯住宅を建てる

人生100年時代に突入し、二世帯住宅を検討している家族が増えています。相続対策として、あるいは若年層の平均収入レベル低下もその後押しとなっているようです。

しかし、二世帯住宅にはデメリットもあります。最も懸念されることと言えば、「プライバシー」の問題です。以下のサイトでは他にも様々なデメリットを解説しています。ぜひ参考にしてください。

とはいえ、最近の二世帯住宅は進化しており、プライバシーの問題ですらプランニングで解決できます。もし長野県で二世帯住宅を検討されているのなら、下のサイトにはお役立ち情報が詰まっています。

あわせて読みたい
間取りで後悔?二世帯住宅「私はこうして失敗しました」水回り編

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二世帯住宅失敗例「私はこうして失敗しました」間取り(収納)編

あわせて読みたい
二世帯住宅失敗例「私はこうして失敗しました」プランニング編

参考にしてください。

参考サイト:松本市で二世帯住宅を新築で建てるなら知っておきたいブログ

2.長野県で二世帯住宅をたてるなら

近年、子世帯・親世帯ともに検討する方が増えている二世帯住宅。この章では、長野県(主に松本市・安曇野市・塩尻市)で二世帯住宅に注力している企業を紹介します。

2-1.優プラン

株式会社 優プランは、長野県の地元の工務店です。高気密高断熱といった高い性能と品質を大前提とし、あなたのライフスタイルに合ったあなただけの住まいを自由設計で実現します。

二世帯住宅では、二世帯の暮らしを考慮して設計する必要があります。そこで非常に重要となるのがプランニングです。ライフスタイルに合っていなければ、いくら高性能な住宅でも居心地はよくありません。

二世帯住宅では、しばしばプライバシーの面から、デメリットが多いと言われがちです。しかし、その大半はプランニングで解決できます。

優プランでは、そんな二世帯住宅のノウハウがつまったブログ「松本市で二世帯住宅を新築で建てるなら知っておきたいブログ」を運営しています。二世帯住宅を検討されているのなら、ぜひ参考にしてみてください。

参考サイト:優プラン【公式】WEBサイト

2-2.旭化成ホームズ

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)は、「二世帯住宅」という言葉の生みの親です。元々は「二世帯住宅」という言葉は、1975年に出されたヘーベルハウスの商品名でした。

二世帯住宅に関して最も歴史のある会社。それが旭化成ホームズです。

参考サイト:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/index.html/

3.昭和50年以前の住宅は要注意

3-1.昭和50年以前の住宅には、アスベストが含まれている可能性が高い

アスベストは天然の鉱物です。そして、アスベストはその存在自体に毒性を含んでいるわけではありませんが、アスベストは非常に小さく(直径0.00004ミリメートル以下)、空気中に飛散しやすい特徴があります。もしそれを人間が吸い込めば、人体の防衛機構をすり抜けて肺細胞にまで至り、肺線維症(じん肺)などの疾病の原因となります。また、潜伏期間が長いこともあって、健康被害に気づきにくく、その点においても危険視されています。

そこで、段階的に規制がかかったのですが、最初の規制は1975年です。つまり、1975年、昭和50年より以前の住宅にはアスベストが含まれている可能性が非常に高く、適切な処理が必要です。

2021年4月1日には、「大気汚染防止法の一部を改正する法律」、通称「改正大気汚染防止法」が施行され、解体の際には、すべての建材のアスベスト含有の有無を調査しなければならなくなりました。解体する際には、必ずアスベストに対応できる業者に依頼しましょう。

3-2.アスベスト問題で安心できるのは2007年以降

アスベストのリスクについては、段階的に規制がかかったことにより、建築時期により次のように判断できます。

1975年以前 アスベストを使用している危険性が非常に高い
1976〜1987年 アスベストを使用している危険性が高い
1988〜2006年 アスベストを使用している危険性がある
2007年以降 アスベストを使用している心配はない

2006年以前に住宅を建てられた方は、解体の際にアスベストについて適切に対応しなければなりません。注意しましょう。

なお、株式会社ディプラスは、アスベストに関して適切に処理できます。もし2006年以前の住宅にお住まいなら、相談してみることをお勧めします。

参考:株式会社ディプラス

4.まとめ

住まいは人にとって非常に重要な要素です。自分らしくいきるためには決して軽視できません。ぜひお早めに「住まい」という「活」の終活に取り組んでみてください。

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