一般社団法人日本儀礼文化会TOMURAI(とむらい)

目次

伝統的だが新しい。経済的だが荘厳。そんな葬儀「お寺で家族葬 TOMURAI(とむらい)」を提案するのは、一般社団法人 日本儀礼文化会。

以前はお寺で葬儀を挙げられるのは檀家に限られたが、現在では檀家でなくてもお寺で葬儀を挙げられる。

この記事では、最近急速に認知度と評判を上げている「お寺で家族葬 TOMURAI(とむらい)」について、葬儀の流れや費用などを解説する。

目次

1.「お寺で家族葬」流れ
2.「お寺で家族葬」費用
 2-1.プラン内容と費用
 2-2.【参考資料】各葬儀形態における全国平均費用
3.「お寺で家族葬」3つの特徴
 3-1.「お寺で家族葬」は家族葬
 3-2.悠久の時が流れるロケーション
 3-3.経済的
 3-4.「お寺で家族葬」3つの特徴まとめ
4.「お寺で家族葬」が大切にしていること

1.「お寺で家族葬」の流れ

お寺で家族葬の流れは、一般的な家族葬の流れと同じです。次の7ステップで進行します。
①ご依頼
②搬送・安置
③打合せ
④納棺・通夜
⑤火葬
⑥弔問受付
⑦葬儀告別式

このように、家族葬と言っても流れは一般葬とはあまり変わりません。お寺で家族葬も、従来の家族葬も一般葬も、進行手順はほぼ同じです。

しかし、家族葬は一般層に比べて参列者が少ない傾向にあり、また、身近な方が多いため、省略される部分も多々あります。そのため、式が短くなりやすいのが特徴です。

2.「お寺で家族葬」の費用

お寺で家族葬にかかる費用はどれくらいなのでしょう。従来の家族葬とはどれほど異なり、一般層とはどれくらい違うのでそうか。

2-1.プラン内容と費用

①「お寺で家族葬」基本料金

プランに含まれるもの次第で葬儀費用は変わります。しかし、お寺で家族葬の基本プランでは、以下の通り一般的に葬儀で必要となるもの全ては、ほぼカバーされています。

「お寺で家族葬」基本料金に含まれる目安

棺一式、位牌、枕飾り、遺影写真、骨壺セット、霊供膳、供物、納棺花、枕花二束、仏衣一式、火葬場スタッフ、役所手続き、司会、後飾り祭壇、ドライアイス10kg。

これらがすべて含まれて、お寺で家族葬の基本料金は396,000円(税込)です。

②「お寺で家族葬」実際の費用例

葬儀の費用は、固定費用の「葬儀の基本料金」に、変動費用(飲食費や返礼品など)と宗教者へのお礼を合算したもです。例えば、料理10名なら、お寺で家族葬の費用は635,200円(税込)です。

*宗教者への謝礼は含まれません。
*料理や返礼品の内容で費用は変動します。

実際の内訳は次の通りです。

●基本料金396,000円
●実費費用
a)搬送(距離20km)
b)霊柩車(距離20km)
c)安置所(1泊)

27,500円
27,500円
33,000円
●おもてなし費用
a)返礼品 30名×3,240円
b)通夜料理 10名×2,160円
c)葬儀料理 10名×3,240円

97,200円
21,600円
32,400円
葬儀費用合計635,200円
「お寺で家族葬」実際の費用例

2-2.【参考資料】各葬儀形態における全国平均費用

下の表は葬儀に関する費用の全国平均です。*宗教者への謝礼は含まれていません。

葬儀費飲食・返礼合計費用
一般葬149.390.2239.5
家族葬96.440.6137.0
一日葬85.149.7134.8
直葬・火葬式44.535.780.2
単位は万円(引用:お葬式に関する全国調査(2020年/鎌倉新書))

3.「お寺で家族葬」3つの特徴

「お寺で家族葬」には、大きく3つの特徴(メリット)があります。

3-1.「お寺で家族葬」は家族葬

お寺で家族葬は、家族葬です。葬儀形態は家族葬の範疇です。そして、通常の家族葬を行うメリットは、大きく次の3つ挙げられます。

【家族葬のメリット①】一般的な葬儀よりも費用が安い

ここ最近の家族葬の人気の高ぶりは、一般葬に比べて費用が格段に安くなることが理由の一つとして挙げられます。家族葬は、家族や親族を中心に行います。そのため、葬儀を行うスペースや祭壇などが小さくてすみ、また、食事や香典返しも人数が少ない分、低価格で抑えられます。

【家族葬のメリット②】葬儀の内容を自由に設計できる

従来の葬儀では、パッケージ化された内容を変更できないことは珍しくありませんでした。しかし、家族葬なら、大切にしたい部分にこだわった葬儀が可能です。

葬儀を自由にプランニングできる。

これが家族葬の2つ目のメリットです。

【家族葬のメリット③】落ち着いて故人を偲ぶことができる

葬儀はとても慌ただしいものです。しかし、家族や親族が中心の少人数であれば、東奔西走することも少なくなります。

葬儀の目的は故人を偲ぶことです。ですから、慌ただしい中でも落ち着いてゆっくりお見送りができることは、家族葬ならではのメリットです。

3-2.悠久の時が流れるロケーション

悠久の時が流れるお寺にいると、心がとても穏やかになります。ゆったりとしていて、落ち着いている様は、お寺ならではの雰囲気でしょう。故人を偲ぶロケーションには一番と言っても過言ではありません。

先ほども言及しましたが、葬儀の目的は故人を偲ぶことです。

悠久の時が流れるお寺で、ゆったりと落ち着いて故人とお別れできる。

これぞまさに、「お寺で家族葬」最大の魅力ではないでしょうか。

3-3.経済的

お寺で家族葬ではホールを使用しません。歴史ある荘厳なお寺で行います。お寺で行いますから、祭壇があります。そのため、通常は必要となる祭壇料が不要です。

また、通夜および安置代もホールに比べ低価格で利用が可能です。

低価格の家族葬が、より経済的に。

これも「お寺で家族葬」の特徴の一つです。

3-4.「お寺で家族葬」3つの特徴まとめ

お寺で家族葬の特徴①

お寺で家族葬は家族葬だから、
i)一般葬より低価格
ii)葬儀を自由にプランニングできる
iii)落ち着いて故人を偲ぶことができる
という家族葬ならではのメリットが享受できます。

お寺で家族葬の特徴②

悠久の時が流れるお寺で葬儀を執り行うため、さらにゆったりと落ち着いて、故人を偲ぶことができます。

お寺で家族葬の特徴③

ホールを利用しないので、さらに経済です。

4.「お寺で家族葬」が大切にしていること

お寺で家族葬では、「自分たちらしいお見送り」ができることを大前提とした、「経済的な葬儀」をコンセプトに掲げています。

お寺で家族葬を運営する一般社団法人 日本儀礼文化会の代表・小澤氏は、葬祭ディレクター1級の資格を持ち、大手葬儀会社25年勤務(3,000件以上のおみおくり)、東日本大震災ご遺体担当として派遣勤務を経た経歴の持ち主です。

そんな小澤氏は、次のように述べています。

長年、大手葬儀社で葬儀に携わる中で、葬儀とは送る人 送られる人の思いがあって成り立つものだと感じておりました。ホールで行う葬儀が当たり前の昨今、ホールを維持するために お客様に合わせた葬儀が難しく高額になってしまうのが実情です。

一般社団法人 日本儀礼文化会WEBサイトより引用

本来、葬儀はお寺で執り行うものでした。また、お寺は文化遺産になっていたり歴史も深く整備も整っているため、ほとんどのお寺においては葬儀が出来るようになっています。

身近なお寺の利用により、経済的な葬儀、かつ、今の時流にあった葬儀。故人のご家族に寄り添い、形に囚われない葬儀。それを低予算で実現する。それが、お寺で家族葬「TOMURAI(とむらい)」のコンセプトです。

自分たちらしいお別れをしたい。そんな方はぜひ問い合わせてみてください。檀家でなくてもお寺で家族葬はできるそうです。事前相談も受付中とのこと。まずはお電話してみてはいかがでしょうか。